標準製品カスタム化
製品のカスタマイズ対応
コスモテックスでは、⾃社開発のモータコントロールLSI「PMCシリーズ」を使⽤したモータコントローラやステッピングドライバを標準製品として取り扱っておりますが、標準製品は汎⽤性を⾼めるため、⼀部機能を省略していたり、特定の⽤途にはスペック不⾜になることもあります。
そこで当社では、標準製品の中からお客様の要望に合うように特殊仕様という形で製品の提供を行っています。
また特殊仕様として対応後、製品のサポートは標準製品と変わらず⾏うことで、安定供給と品質保持が可能です。
標準製品にない機能を追加するケース
モータコントローラの⼊出⼒回路を変更し、特定のモータドライバにも対応できるようにしてほしい。
装置に合わせた専⽤のソフトウェアを作成し、標準ハードウェアで実現したい。
仕様に合う電流値や回路を持つステッピングドライバがないので、カスタムで調整できるようにならないか。
Linuxなど、Windows以外のOSに対応してほしい。
添付ソフトウェアの他に開発をサポートするような関数/APIなどに追加/変更できないか。
モータコントローラ特殊仕様
外部カウンタ⼊⼒部において、標準の+5Vオープンコレクタ出⼒(330Ω)対応から、差動出⼒(130Ω)対応にカスタマイズ。
これにより、差動出⼒を使⽤するモータドライバも使⽤可能になりました。
例)PCPG-88(F) 特殊仕様149 など
ステッピングドライバ特殊仕様
0.75A/相のモータ・ドライバを0.35A対応に変更しRealtimeExpressのラインナップになかった0.35Aのモータに対応しました。
例)CTDR-0514NS 特殊仕様141 など
モータコントローラのOS対応
LinuxなどのRealtimeOS対応ソフトウェア(サンプルソース)をリリースすることでWindows以外のOSでのモータ制御が可能となりました。
例)Linux対応の制御関数のリリース
モータコントローラの軸制御数の変更とコストダウン
標準仕様から制御軸数や仕様部品変更を⾏うことで、ソフトウェアの互換性を保ちつつ、コストダウンを可能とします。